神話の地 伊勢詣り
伊勢は、約2000年の歴史があると言われる神話の地です。この地へ近づくにつれ見える風景から、海の幸、山の幸に恵まれた豊かさが伝わってきます。信州、山国育ちの人間にとっては、なだらかな山並みの重なる風景もとても新鮮に映ります。内宮に到着した頃には夕方5時半を過ぎ、人影もまばら、静けさが漂っていました。五十鈴川にかかる宇治橋を渡り神域に近づくにつれ、自然と厳かな心構えになります。お参りを終え、神域を出ておかげ横丁へ歩を進めると、ほっと一安心という心構えになります。場というのは、そこの時間の流れ、空間の配置・形態、そこに至る人の心構によって成り立つことがわかります。おかげ横丁のお店は夕方6時には閉店で閑散としていましたが、静かなおかげ横丁も趣があります。別の場所へ移動し、名物伊勢うどんをいただきました。