焼き物の町へ

焼き物の町へ

先日、岐阜県を訪れました。多治見、瑞浪は焼き物、美濃は和紙、関は刃物というように、伝統的な生業が残る地域です。そういう地域は独特な街並み、風景を残しています。どの生業も昔のままであぐらをかかず、新たなモノコトを生み出す努力を続けています。その姿勢に心動かされてしまいます。その歴史の重み、生業を担う人々の想いを背負い、未来へ発信する使命を負う建築には、それに相応しい「記念性」や「象徴性」や「普遍性」が必要だと思います。この建築、ディテールから、それが伝わってきます。